食欲を抑える薬の危険性とは?使用は医師の指導のもとで!

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現代では、当たり前となっているダイエットですが、「食欲を抑える薬」で、思わぬ危険が待ち受けているのをご存知ですか。正しい処方を身につけるためにも正しい効能と副作用を知っておきましょう。それではご覧下さい。

食欲を抑える薬とは

食欲を抑える薬には数種類の薬があります。「リデュース」「サノレックス(マジンドール)」「コントレイブ」「リポドリン」が主に挙げられます。その名のとおり食欲抑制剤になります。以上に食欲があり食べることをやめられないような方が満腹中枢を刺激することで食欲を抑えられる薬です。

どのような危険性があるの?

副作用が多い(頭痛、吐き気、不眠、めまい、うつ、依存症など)

例えば、リデュースには副作用として、口の渇き、頭痛、便秘、不眠などの報告が挙げられます。中には心拍・血圧の上昇が見られる場合がありますので高血圧の方や脳卒中、心疾患などの病歴がある方は服用を控えたほうが安全です。また、リデュースは肥満の方のための薬なので標準体型の方のダイエットとして使用すると、思わぬ副作用が生じる危険性がありますので注意してください。副作用が進行すると、うつ不妊、そして最悪の場合は心臓発作になる恐れもあるのです。依存性が強い薬なので、服用しない日にはいらだちやそわそわ感、集中力の減退が起こる場合も挙げられます。

脳神経に作用する(安易な使用は危険)

食欲抑制剤はノルアドレナリンという体を活発化させるときに働く、交感神経に作用します。なので服用することで通常よりも交感神経を興奮させてしまい、睡眠障害になる危険性が考えられています。

日本で認可されているのは1種類

「サノレックス」

サノレックスは、神経伝達物質の量を減らす作用のあるトランスポーターを阻害させることで、アドレナリンやドーパミン、セロトニンなどの神経伝達物質を増やします。これにより満腹中枢が刺激されて食事の満腹感が得られるので、食事の量を抑えることができます。また、食欲中枢にも直接働きかけることで食欲減退を促し、食事の量を抑えることができます。

 

重度の肥満患者に保険適用(BMI指数35以上)

サノレックスは国内で初めて開発された薬であり、BMIが35以上と判断された重度の肥満の方のみ服用が許可されています。

保険適用外で購入も(美容外科等)

国内の美容外科でも薬を購入することは可能なのですが、その場合は処方箋を医師に書いてもらうという決まりがあります。ですが、保険適用外になるので価格が想像以上の高額になりますので軽率に購入をしないことをおすすめします。

副作用は強い

サノレックスは覚せい剤と性質が似ているため、脳に影響を与える可能性があります。ですが正しい処方で服用すれば、覚醒作用を引き起こす前に食欲抑制作用の効果だけがきちんと表れます。ただし、依存性が高いため、投与期間は3ヶ月を最長としています。投与はできる限り短くして、1ヶ月以内に薬の効果が得られない場合にはすぐさま服用を中止させる場合も考えられています。あくまで重度の肥満者が対象になるので標準体型の方は使用しないことをおすすめします。

個人輸入はできる?

日本では未認可

サノレックス以外は日本では未認可となるので、国内で購入することはできません。なので最近では海外からの個人輸入で薬を入手する方が急増しています。個人輸入ですと医者による処方を受けていないので素人による判断で薬を選ぶこととなります。それと同時に保証はしてもらえないケースがほとんどなので何かあった際には自己責任ということになります。

高額で偽物も多い

個人輸入は海外から取り寄せる分価格も高くなります。しかもどこで生産されている薬かは不明なので悪徳業者による偽物を買わされてしまうこともあるのです。もちろんいくら薬を服用しても効果が現れることはないでしょう。

主な薬品

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リデュース(セロトニンの働きを調整して食欲を抑制)

リデュースは食欲抑制剤の中でも効力・安全性が比較的高いとされています。

コントレイブ(麻薬中毒やアルコール依存症の治療、抗うつ薬)

コントレイブは米国FDAが認可した最新のダイエット薬で、有効成分はナルトレキソンとブプロピオンになっています。この二つの成分が相互補完的に脳内の神経に作用することで効果が得られます。

サプリで使われる食欲抑制成分

ガルニシア

ガルシニアはオレンジくらいの大きさで黄っぽい色をしています。酸味があるのでカレーの材料としても使われているそうです。主な効能は、脂肪の合成を抑制し肥満予防をしてくれる作用や、コレストロールの合成を抑えて脂質代謝を良くすると言ったことが挙げられます。

カフェイン

カフェインは覚醒作用や利尿作用がある上に、集中力アップ、偏頭痛の緩和などの効果が得られます。ですが、多く取りすぎることによる急性中毒(神経過敏・興奮・睡眠障害)などを引き起こす可能性もあるので注意が必要となります。

カプサイシン

カプサイシンはアドレナリンの分泌による発汗作用や脂肪燃焼の促進効果があります。

酵母菌

酵母菌はパンで使われていることで知っている方が多いと思いますが、発酵菌の一種で生活習慣予防の効果も高いとされています。発酵する際に、糖分、脂質、カロリーを分解してアミノ酸やクエン酸などの有効成分を作り出してくれるのです。

ギムネマシルベスタ

インド原産の薬草でインドネシアやアフリカなどに生息するカガイモ科の植物で、糖質の吸収を抑える働きがあるとされています。

比較的安全な食欲抑制サプリ

BBXダイエットサプリメント

科学的検証に基づき構成・配合されているタイ国FDA承認のサプリで天然原料を利用しています。緑茶抽出成分やL-カルニチン、ガルシニアカンボジア抽出物、白いんげん豆抽出物などを成分としており、ストレスによって高まるコルチゾールを安定させることで食欲抑制へと繋げています。

ファーミア・スリム

副作用がない天然成分でできており安全性が高い上に、新陳代謝を高めて脂肪を燃焼させ、体内に溜まってしまった水分や脂肪、そして毒素を体外から排出してくれるサプリになっています。

まとめ

食欲を抑える薬が体に及ぼす影響が大きいものだということはお分かりいただけましたでしょうか?最近は市販の風邪薬と同じ感覚で薬を購入し、上限以上の量を服用する方が増えてきています。「医者にかかるのは面倒だから」「通うのにお金がかかる」「市販の薬の方が手軽」などといった理由が挙げられるでしょう。しかし安易に薬を飲むことで思わぬ危険が待ち構えていることを考えてみてください。最悪の場合は死に至るケースもあるのです。これは身近にあることで決して他人事ではないのです。事実、多くの方がリデュースを個人輸入で購入し服用することで副作用を起こしています。もちろんサノレックスの誤った服用で精神疾患が生じた方もいます。要らぬ危険を被る前に、きちんと医者に診てもらうことをおすすめします。